桜とオペラ「蝶々夫人」

事務局からのお知らせ
2018.4.6

桜とオペラ「蝶々夫人」

東京ではすっかり桜も散ってしまいましたが、早いもので4月に入り
新しい生活を送られていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
写真はサントリーホール横の桜並木です。       

桜の季節になると私はオペラ「蝶々夫人」を思い出します。

「名誉のために生きる事かなわぬ時は、名誉のために死なん」

かりそめの夫であるピンカートンにも、親族を裏切ってまで改宗したキリスト教にも裏切られたと感じた蝶々さんは愛する我が子までをも取り上げられると悟った時「この子が大きくなり本当の母親に自分は棄てられたのだ、、と思う事がつらい」と父の形見である刀で自害します。

ミュージカル「ミス•サイゴン」も「蝶々夫人」を基に描かれている作品といわれています。
主人公のキムも、自分がいては我が子がアメリカに行けない事を悟り、銃で自らの命を絶ちます。
どちらの作品も子を想う母の愛を思うと涙があふれてきます。

ミス•サイゴンではヘリコプターのシーンが有名ですね。私は桜の花が満開の時には蝶々さんの結婚式のシーンを、美しくも潔く桜の花びらが散ってゆく様を見ると蝶々夫人のラストシーンを思い出すのです。